体験的音声学~言葉の音のことさまざま

言語の音声を中心に、いろいろ考えます

外国語とは難しいもの

 英語について、「日本人の英語発音のおかしいところを外国人が指摘するもの」と「日本語の難しさを外国人が指摘するもの」をSNSなどでよく見かけます。

 

 これは完全に英語側から見た発想ですが、日本人も上記と同じ内容の指摘をよくしています。

 

 これは全く反対にしても面白いだろうと感じるのですが、いかがでしょうか。

 

 すなわち、日本人が、例えばLとRの使い分けやTHのような英語発音の難しさを、こんなのわからなくて当然だという態度で動画にするのです。

 

 外国語というものは、分かって当然なのでなく難しいものなのであるという認識を基にするのでなければ、謙虚に学ぶ態度も生まれないでしょう。