今でもはっきり覚えているのが、英語のLを会得した時です。
あれは、高校からの下校時の自転車上でした。晴れた夏の日だったように思います。
さりげなく、松田聖子さんの「天国のキッス」をくちずさんだ私は、♪kiss in blue heaven♪というサビの部分で、歌に全然関係ないことに気づいたのでした。
すなわち、「英語のLとは舌先を上の前歯の裏に当てて言うラ行である」と!
それが分かると、松田聖子さんがラ行を普段から英語のL音で発音していることも聞き取れるようになりました。
いわゆるL音に、さまざまな種類のあることを知るのはずっと先のことです。
アメリカ英語のR音は分かりやすいので、これで英語のLとRの問題はひとまず片付きました。